まるでSF映画のヒーロー?雪の反射から目を守る、イヌイットのスノーゴーグル

皆さん、今日紹介するのは北極圏で暮らす先住民族、イヌイットのスノーゴーグルです!
まるでSF映画の未来人のようなゴーグル?

しかし実は厳しい北極の自然環境に適応するための、驚くべきデザインと機能性を持っています。ではそれらについて詳しく見ていきましょう。

まるでSF映画のヒーロー?

北極圏に暮らす先住民族であるのがイヌイットです。厳しい極寒の極寒に環境で暮らしています。
そんな環境で問題になるのが、雪面から反射する、強い太陽光です。
それにより「雪盲症」になり、目に痛みや炎症を引き起こします。

そんな時に雪面からの光の入射をコントロールするのが、このゴーグルです!
すごい!見た目は近来的でデザイン的にもかっこよいです。




まるでSF映画のヒーローのようにも見えます。目からビームが出そうです。。。

このゴーグルによって光を限定し目を守ります。
見えるのか?とも思いますが、ピンホールに効果によって遠くのは逆に見やすくなる効果もあるそうです。しかしもちろん視野は狭くなるでしょう。

スノーゴーグルは、骨、木材、セイウチの牙、カリブーの角などの自然素材から作られています。その特徴的なデザインは、狭いスリットが一つまたは複数ついていることです。
またこのアイテムは、4000年以上前から使われてきたといいます。

あの縄文土偶にそっくり?

このスノーゴーグル、日本語にすると「遮光器」となります。
どこかで聞いたことがないでしょうか?


そうあの有名な、縄文土偶です!が遮光器土偶です。
確かにそう言われてみればそっくりです。

実はこの土偶を発見した、日本初の人類学者、坪井五郎が大英博物館で遮光器を見ており、
この土偶を発見!
この細い目は遮光器なのではないか?と考え「遮光器土偶」と名付けました。

イヌイットと縄文人は遺伝的にも近いと言われており、縄文人にも遮光器をつける文化があったのかもしれませ。
しかし後の研究でその説は現在は否定されています。

まとめ

インヌイットのスノーゴーグルは、自然環境への深い理解と適応力、そして人間の創造性を象徴するアイテムです。

自然環境との関わり方、そこで生き抜くための知恵を我々に教えてくれます。このゴーグルから、人間の生存技術や文化の多様性について学ぶことができるでしょう。
https://karapaia.com/archives/52285497.html
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%AE%E5%85%89%E5%99%A8
https://buzzap.jp/news/20211228-inuit-snow-goggles/
https://twitter.com/art_matomen/status/1655433146064576512?s=20
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