香港では近年高層ビルが乱立している。世界で最も高密度な都市の1つとなった。
写真家のアンディ・ヨンはこのコンクリートジャングルをドローンと共に巡り、
上空より驚くべき写真を撮った。
特殊な都市香港
それにより香港は特殊な国だ。中国の一部でありながら一国二制度をしいており。独自のミニ憲法を持つ、しかし軍事と外交は中国中央に頼る。
貨幣も違い香港は元ではなく香港ドルである。また中国国内から中国人は自由に香港には行けないのだ。
貨幣も違い香港は元ではなく香港ドルである。また中国国内から中国人は自由に香港には行けないのだ。
表は向きは中国共産党の組織は存在しないことになっている。度々民主化を求めるデモなども行われている。
中国国内の雰囲気とは違いマナーも良いと言う。
中国国内の雰囲気とは違いマナーも良いと言う。
人口密度世界2位の都市
そんな香港であるが世界有数の人口密集地としても知られている。
香港のなりたちとして第二次世界大戦後の国民革命軍と共産党の内戦により、共産党の弾圧を恐れた人々が流入してきたことが今の香港を形つくっている。
香港の人口密度は6,688人/Km、東京23区の人口密度は14,389人/km。
数字だけ見ると東京の方が人口密度が高い様に見える。しかし香港は山岳地が多くあり建物が建てれることができる場所に限ると、その人口密度は東京を軽く超えるのである。
地区によっては50,000人/kmを超えるのだ。
数字だけ見ると東京の方が人口密度が高い様に見える。しかし香港は山岳地が多くあり建物が建てれることができる場所に限ると、その人口密度は東京を軽く超えるのである。
地区によっては50,000人/kmを超えるのだ。
そしてそれは高層ビルが密集する風景として現れている。
ちなみに長崎県の軍艦島(端島)は最盛期には83,600人/km程あったという。
狂気と美しさが共存する香港の風景
その写真は香港の過剰な人口密度の様子を視覚的に伝えてくれるものとなった。画一的なビルが無秩序に乱立する様子は見るものを圧倒する。
その様子は美しもあるが、狂気も感じるのだ
その様子は美しもあるが、狂気も感じるのだ
日本の都市部も同じようなものであろう。私たちがこんな場所に住んでいたことに恐怖を覚える。
いつもの視点からは、気づくことのない風景だ。。
しかし日本と違う点はその色彩である。黄色、ピンク、緑、日本ではあまり見ることのない色彩である。
それは美でもあり、狂気でもある。
技術は使い方だということを教えてくれる。
ドローンは危険だったり、悪用されることもあったり、様々な規制が設けられつつある。
しかしドローンは視点を変えることができる。私たちが見ていなかった角度から、
気づかなかった風景や、見えなかった風景を見せてくれる。
夜霧に包まれた香港の街。ドローンで撮影された写真が美しい7枚【ART+NATURE】
気づかなかった風景や、見えなかった風景を見せてくれる。
夜霧に包まれた香港の街。ドローンで撮影された写真が美しい7枚【ART+NATURE】
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