角度で変わる笑み、瞳に隠された暗号?天才ダ・ヴィンチの名画モナ・リザの秘密

今日はレオナルド・ダ・ヴィンチが描いた「モナリザ」の謎について紹介してしましょう!謎に包まれた微笑みで世界中の人々を今も魅了し続けています。
その笑みに隠された秘密とは?

天才ダ・ヴィンチが描いた世界的名画モナ・リザとは?


モナ・リザは、16世紀初頭にダ・ヴィンチが描いた絵画です。
その完成にはおよそ4年を要したと言われています。その完成度の高さから、ダ・ヴィンチ自身が最も愛した作品の一つであったとも伝えられています。 

この絵画の最も魅力的な部分は何と言っても、その微笑みです。彼女の口元は、見る角度によって微笑んでいるようにも見え、また真剣な表情にも見えます。


モナ・リザは、その完成度の高さと神秘性から、世界中の人々を魅了し続けています。ダ・ヴィンチの天才性が詰まったこの作品です。天才はこの絵画にどんな秘密を残したのか?
迫っていきましょう。

モデルは誰?

モナ・リザの長年の論争になっているのがモデルの存在です。
モナ・リザのモデルについてはいくつかの説があり、ダ・ヴィンチ自身がモデルであるという説も唱えられています。


ダ・ヴィンチ自身の肖像画とモナ・リザをコンピューター処理で重ね合わせるとぴたりと一致するという説はテレビ番組で取り上げられたこともありました。

しかし現在最も有力な説とされているのが、イタリアの貴族夫人「リザ・ゲラルディーニ」とされる説です。しかしこちらもはっきりとした答えは見つかっていません。

彼女は当時の豪商フランチェスコ・デル・ジョコンドの2人目の妻でした。

一般的にはリザ・ゲラルディーニがモデルであることとされていますが、他の説も存在していることを覚えておくと良いでしょう。
この謎が、モナリザの魅力をさらに引き立てているのではないでしょうか。 

瞳に隠された暗号?

また、モナ・リザの瞳には隠されたアルファベットが描かれてあるというのです。

美術史家でイタリア文化遺産協会長のシルヴァーノ・ヴィンチェンティ氏によれば、モナ・リザの秘密は瞳に隠されているとのことです。


右目には「LV」、左目には「B」、「S」、あるいは「CE」と書かれていて、これがモデルの正体を示すヒントとされています。その文字は肉眼では見えず、超解像度の写真を分析することでわかりました。

また、背景の橋には数字の「72」または「L2」と書かれているとされ、これも手がかりとなる可能性があるという。

もし本当に瞳に書かれたアルファベットがモデルの名前だとしたら、それは驚くべき発見です。
しかし、確かな証拠はまだ見つかっていないため、私たちの想像をかき立てる謎のままです。

角度によって変わる微笑み

絵画のはずであるモナ・リザはまるで生きているような印象を与えてくれます。
その微笑みは、絵画の視点によって変化し、それが生きているかのような印象を与えてくれます。

最近の研究により、彼女の微笑みが他の角度から見ると消える現象が発見されました。これは、レオナルドが緻密な画法で錯視効果を利用し意図的に描いたと考えられています。

これはダ・ヴィンチが独自に開発した「sfumato」という技法によるもので、色彩をぼかすことで立体感を出し、女の口元は、見る角度によって微笑んでいるようにも見え、また真剣な表情にも見えるのです。

背景に描かれた風景もまた、遠近感や光の表現によって独特な雰囲気を醸し出しています。 

モナリザには数多くの秘密が隠されていると感じられ、それが私たちの心を揺さぶります。
正確なモデルの特定や瞳のアルファベットの意味、微笑みや背景の技法など、解明されていない部分が多く、それがモナ・リザの不思議な魅力を生み出しているのでしょう。

今後の謎の解明に期待しましょう。

参照元https://www.theguardian.com/artanddesign/2010/dec/12/mona-lisa-eyes-model-identityhttps://cherish-media.jp/posts/12057
https://world-note.com/mysteries-secrets-mona-lisa/
https://tvmatome.net/archives/2994
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