生物の中には信じられない美しい光を放つ生き物がいます。
今日はその中で魅力的に光るクラゲを紹介しましょう!
虹のように光るクラゲ??
海の生き物にも光るものがいます。チョウチンアンコウなど獲物を捉えるために発光する生物もいます。そしてこの生き物は?
それがこちら!クシクラゲです!
7色に光るクラゲ、クシクラゲ。
— 世界の動物図鑑@スマホケース販売中 (@jamafra1243) April 18, 2023
蛍のような生物発光ではなく、光散乱で光っている。 pic.twitter.com/zOczPsmGcA
美しいです!まるで虹のように発光しているのです!
クシクラゲは、その神秘的な魅力と美しい外見で人々を魅了する生き物です。彼らの透明な体と独特な斑点模様は、まるで宇宙の星々が輝くような美しさを放っています。
ではさらに詳しく紹介しましょう。
学名:Phyllorhiza punctata"
分類:有櫛動物
生息地:熱帯や亜熱帯の海洋域を主とし、太平洋やインド洋などに広く分布
レッドリスト:掲載なし
分類:有櫛動物
生息地:熱帯や亜熱帯の海洋域を主とし、太平洋やインド洋などに広く分布
レッドリスト:掲載なし
実はクシクラゲは、名前に「クラゲ」がついていますが、実際にはクラゲの仲間ではなく、有櫛動物という種類の生物です。プラクトンに近い生き物です。
多くの種類のくしクラゲが見つかっています、
近年でもオーストラリアのタスマニア島など新種が発見されています。
光を反射する無数の繊毛を持ったクシクラゲ。脳も感覚もないため、口周りの原始的な神経網で水中の化学物質を探知します。https://t.co/6ZRpYEJuaX#ナショジオ pic.twitter.com/xYPvRMqPXk
— ナショナル ジオグラフィック TV (@natgeotv_jp) July 5, 2020
しかし、このクシクラゲが自ら発光しているわけではなく、繊毛が光を反射しているだけです。光が色づいて見えるのは、繊毛によって光の回折と干渉が生じているからです。
蛍のような生物発光ではなく、構造色による発光なのです。
これはCDやDVDの表面が虹色に見える仕組みと同じです。さらに、繊毛が動いているため、色が次々と変化し、非常に美しい光景を作り出します。
クシクラゲは穏やかな水域を好み、海流に乗ってゆったりと泳ぎます。彼らは餌となる小さな生物を捕え、刺胞を使用して摂取します。
彼らの透明な体は、捕食者からの保護や環境への適応にも役立っています。
“クラゲサイエンス”でご覧いただいているアミガサウリクラゲ。毒針を持たず、虹色に反射する櫛板が美しいクシクラゲの一種ですが、10センチ以上と当館でこれまでご紹介してきたクシクラゲ類の中ではトップクラスに大きく、大変見応えがあります。 pic.twitter.com/3NY3Bmvk4R
— 新江ノ島水族館【公式】 (@enosui_com) May 17, 2016
また水族館や海洋公園などでクシクラゲを展示されており、彼らの美しい姿と優雅な泳ぎを観察することができます。
特に適切な照明と水槽の設定により、クシクラゲの透明な体が光に煌めき、まるで宇宙の星々が輝いているかのような幻想的な光景が作り出されます。
ぜひお近くの水族館にくしクラゲがいるか確かめてみてください!
ぜひお近くの水族館にくしクラゲがいるか確かめてみてください!
まとめ
クシクラゲは、その神秘的な美しさと魅力で私たちを魅了する生き物です。最近では、海中で手軽に動画を撮影できるようになったため、このような新種が見つかりやすくなっています。
透明な体と斑点模様、優雅な泳ぎは、まるで別世界に連れて行ってくれるかのような感動を与えてくれます。
彼らの存在を大切にし、持続可能な未来のために自然環境を守っていくことが求められています。
参照元https://optica.cocolog-nifty.com/blog/2013/02/post-8fe1.html
https://besshomanabulumi.wixsite.com/manabuhome/post/20190502
https://www.tsukuba-sci.com/?column02=%E6%9A%97%E9%97%87%E3%81%AE%E6%B7%B1%E6%B5%B7%E3%82%92%E7%85%A7%E3%82%89%E3%81%99%E5%85%89%E3%81%AE%E7%B4%A0%E3%81%AF%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%B2%E3%81%8C%E4%BD%9C%E3%82%8A%E5%87%BA
スポンサーリンク
スポンサーリンク