ちょっと変わった木に登るカンガルー?よく知るカンガルーの祖先??

今日紹介するのはカンガルーです!
しかし僕らが知っているあのカンガルーとは少し違う興味深いカンガルーです。
ではみて行きましょう。

木に登るカンガルー??

カンガルーと言えば、みなさんご存知のオーストラリアを代表する動物でしょう。袋を持つ有袋類の動物としても代表的で多くの動物園で見ることができます。


カンガルーと言えば草原を跳ねるように移動するイメージですが、そんなカンガルーの仲間にも少し変わってやつがいるようです。
そのカンガルーが、、こちら!

そう木に登るのです!
その名の通り、キノボリカンガルー!
カンガルーの仲間の多くは地上で生活をしていますが、キノボリカンガルーはそ樹上で主に生活をしています。

地上に降りることもありますが、樹上で生活ができるように身体が進化しています。キノボリカンガルーというのはキノボリカンガルーの名前の総称で、カンガルー科キノボリカンガルー属に含まれるキノボリカンガルーの仲間は、10数種類確認されています。 

木登りカンガルーの特徴 

キノボリカンガルーの前後足の爪は鋭く発達しており、この爪のおかげで木登りが得意なのです。

また、尾は太く発達しているので、樹の上でバランスを取るのに適しています。

一般的なカンガルーは移動は両足のジャンプでしますが、キノボリカンガルーは、片足ずつ交互に前に出す、いわゆる歩くということができます。この辺りが同じカンガルーの仲間でも異なる特徴です。 

キノボリカンガルーはカンガルーの仲間で有袋類なので、もちろんメスのおなかには袋があります。

実は昔はカンガルーの仲間は密林などの木が密集している地域で生息をしていました。しかし、木が減ったり生息地域の変化に伴い、草原などに移り住む種類が発生しました。

草原や砂地などの場所では、長い爪は退化していき、その変わり移動に適する為に後足が大きく発達していったと考えられています。
つまりよく知るカンガルーの祖先が、キノボリカンガルーでもあるのです。

日本で見れる動物園は?

キノボリカンガルーは実物を見たことがある人は少ないでしょう。
しかし見れる動物園が日本にもあります。しれがよこはま動物園ズーラシアです!
現在2頭のキノボリカンガルーが飼育されているようです。
ぜひお近くの人は行ってみてはどうでしょうか?

まとめ 

同じカンガルーの仲間でも、生息地域の違いで見た目が大きく変わることは驚きでした。
また、その進化の過程の生物の適応能力の素晴らしさを感じます。

自然の多様性と驚異を再認識する機会となりました。キノボリカンガルーは、その一例として、私たちに多くの驚きと学びを提供してくれます。

 参考情報:
https://www.hama-midorinokyokai.or.jp/zoo/zoorasia/details/post-1058.php https://cheer7arch.com/blog/tree-kangaroo/
 https://www.youtube.com/watch?v=S0WeVfe5GvU
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