ヨットのように進む?猛毒を持った海の生物、カツオノエボシとは?

みなさん、今日紹介するのは、驚くべき特徴を持つ生き物「カツオノエボシ」です!
海水浴シーズンには要注意のクラゲの一種でありながら、意外にも美味しく食べることができることが分かっています。

では、カツオノエボシについて詳しく解説していきましょう。 
・学名: Cheilopogon agoo 
・分類: エイカツオ目
・ツノガツオ科 
・生息地: 熱帯・温帯の海域 
・レッドリスト: 不明 

毒のあるヨットのような生き物?

カツオノエボシは、海水浴シーズンになるとよく耳にするクラゲの一種で、青い鮮やかな浮き袋が特徴です。



実はその正体は無数のヒドロ虫が集合した群体なのです。その姿は平安時代の和装の礼服の烏帽子に似ていることからその名がつきました。

カツオノエボシ自体に遊泳力はなく、この浮袋をヨットの帆のように風を受けて移動します。

この浮き袋には刺胞があり、人間が触れると痛みやかぶれなどの症状が出ることがあります。「電気クラゲ」の別名があるように、激痛が走ります。
呼吸困難な引き起こし、痛みが数日間続きます。死亡例もあるので気をつけましょう。

また、刺された場合の対処法を知っておくことが重要で、間違った対処法を行うと取り返しのつかないことになることがあるため注意が必要です。 

食べれる? 

意外なことに、カツオノエボシは食べることができます。
旨味が強く、美味しいと言われており、しょっぱい料理にすると美味しく食べられるとされています。
ただし、刺胞に触れると痛みやかぶれが生じるため、調理する際には十分注意が必要です。 

まとめ 

今回は、驚くべき特徴を持つカツオノエボシについて紹介しました。
海水浴シーズンに要注意のクラゲでありながら、美味しく食べることができることが分かりました。

ただし、刺された際の対処法や調理方法には注意が必要です。カツオノエボシに関する知識を持って、海水浴シーズンを楽しみましょう!

参照元:https://www.outdoorfoodgathering.jp/shell/katsuonoeboshi2/
https://oceana.ne.jp/accident/123956
https://www.loscluza12.net/entry/bluebottle
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