立体的で幻想的な本。本の世界が飛び出す!?10枚【a】

立体的で幻想的な本。本の世界が飛び出す!?10枚
本の世界が飛び出てきたような幻想的な光景である。

飛び出す絵本などは見たことがあるがこの本は幻想的でその世界に引き込まれていきそうな魅力があるのだ。

文学の世界を立体的に

この作品を作ったのはアーティスト、スー・ブラックウェルである。英国出身のアーティストで紙を使った作品で知られている。

彼女はもう読まれなくなった古本を再活用し芸術作品にしたのだ。

作られる立体作品は児童文学を中心にした世界各国の文学の世界を題材にしているのだ。日本人には馴染のない文学からみんな知っているものまで様々である.

その彼女の作品をご覧いただこう。

星の王子様とロー

立体的で幻想的な本。本の世界が飛び出す!?10枚 星の王子様とローズ
日本でも愛読者も多いアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの「星の王子様」である。

読んでない私でもなんとなくわかる。バオバブの木が紙で表現されている。

レイブン

立体的で幻想的な本。本の世界が飛び出す!?10枚 レイブン
大鴉(おおがらす)というアメリカの作家エドガー・アラン・ポーの物語詩が題材である。

1845年に発表された作品で、言葉を喋る大鴉(レイブン)が現れ主人公が狂気してくという物語である。

トレジャーアイランド

立体的で幻想的な本。本の世界が飛び出す!?10枚 トレジャーアイランド
ロバート・ルイス・スティーヴンソンが1881年~1882年に連載した子供向けの小説「宝島(トレジャーアイランド)」という作品が題材である。

少年ジム・ホーキンズが海賊と共に宝島を探しに行く冒険物語だ。
船が精巧だ。

木登り男爵

立体的で幻想的な本。本の世界が飛び出す!?10枚 木登り男爵
小説家カルヴィーノの代表的な作品で、1964年に出版された作品である。

イタリアの男爵家の御曹子コジモがカタツムリ料理を食べるの嫌で木に登って逃げた。

その後、恋も冒険も革命もすべてを木の上で過ごしたという男の物語だ。現代の文明を生きる人々を批判した作品だと言われている。

巨匠とマルガリータ

立体的で幻想的な本。本の世界が飛び出す!?10枚 巨匠とマルガリータ
ミハイル・ブルガーコフが1929年から1940年にかけて執筆した長編小説が題材である。

当時ソ連当局から体制批判として受け止められ、出版されたのは死後26年たってからという作品だ。

オレンジ色の明かりが安心感を与えてくれる。

オリエント急行殺人事件

立体的で幻想的な本。本の世界が飛び出す!?10枚 オリエント急行殺人事件
日本でもドラマ化されたアガサ・クリスティ長編推理小説である。

トルコのインスタンブールからフランスのカレーという場所に向かう急行列車の中で発生した殺人事件を、名探偵ポアロが解決するとう物語。

不思議の国のアリス

立体的で幻想的な本。本の世界が飛び出す!?10枚 不思議の国のアリス
ディズニーでも映画化され知らない人はいないであろう「不思議の国のアリス」である。

イギリスの数学者チャールズ・ラトウィッジ・ドジソンが1865年に書いた児童向け文学だ。

主人公のアリスがウサギを追いかると喋る動物や、トランプの兵隊など不思議な世界に迷い込む物語だ。これはあのお茶会のシーンか?

ナルニア国

立体的で幻想的な本。本の世界が飛び出す!?10枚 ナルニア国
ファンタジー映画として映画化もされた「ナルニア国物語」である。

原作はイギリスの文学者C・Sルイスの児童文学だ。全7巻ある、結構長いのだ。

雪の女王

立体的で幻想的な本。本の世界が飛び出す!?10枚 雪の女王
こちらは児童文学で有名なアンデルセンの童話「雪の女王」が題材である。

赤ずきん

立体的で幻想的な本。本の世界が飛び出す!?10枚 赤ずきん
子供の頃に一度は読んだことがあるグリム童話(1812年)に収録されている物語だ。

しかしそれ以前にもペロー童話集(1679年)にも収録されている。元の話がはっきりせずヨーロッパに伝わる民話である。

まとめ

どの作品も幻想的で美しいものである。アニメでは馴染の作品も元は文学であることを教えてくれる。

本を読むその世界を想像することが当たり前であったことをまた思い出せくれる作品だ。
本を読んで世界を想像してみたくなったのである。

おすすめ商品
この他にも多くの作品があるので見てみてはどうだろうか?
Su Blackwell studioHP
スポンサーリンク

スポンサーリンク