東京、渋谷の公衆トイレがオシャレに生まれ変わっている??
世界中から著名なデザイナー、建築家16人によって渋谷の公衆トイレがオシャレに生まれ変わっていると言うのだ!
そんな公衆トイレの概念を覆すトイレたちを紹介しよう!
トイレの概念を覆す?オシャレなトイレ
公衆トイレと言えば、古くて汚いものと言うイメージがあるだろう。
しかしそんな公衆トイレがオシャレなデザインになりそのイメージを覆そうといしている。
それが東京で行われているThe TokyoToiletと言うプロジェクトだ。世界中からの著名なデザイナーや建築家16人によって順次、渋谷にある17箇所の公衆トイレがリニューアルされているのだ。
安藤忠雄や伊東豊雄、坂茂、佐藤可士和やマーク・ニューソンなどが参加している。
現在はまだ5箇所のトイレのみだが、その奇抜なデザインからすでに話題になっているものあるので紹介しよう。
まずはこちら。すでに話題になったので見覚えもある人もいるだろう。
建築家、坂茂による淡い色彩のガラス張りのトイレだ。代々木深町小公園と春の小川コミュニティパークに作られた。
見た目のインパクトがすごい、、美しい色彩であるが透明なのだ!
トイレとしては一番ありえない丸見えのトイレだ。

しかし最新の技術により鍵をかけると外からは見えなくなるのだ。
万が一鍵を閉め忘れると大惨事だ。
そこに存在しているのか?していないのか?不思議なトイレだ。
また夜などは公園や街をや優しく照らし防犯効果も生むだろう。
次はこちら恵比寿公園に作られたインテリアデザイナー片山正道による打ちっぱなしのコンクリートの公衆トイレだ。
15枚のコンクリートの壁をランダムに配置して作られている。透明なトイレはすぐにトイレだとわかったが、これは何かおしゃれなレストランかな?と勘違いしてしまいそうだ。
しかし街の風景に溶け込むデザインである。
次はこちら東三丁目に作られたプロダクトデザイナー田村直による真っ赤なトイレだ。
こちらも見た目のインパクトはすごい!真っ赤だ!
多様なニーズに答える空間と言うことを考えられたデザインだ。渋谷は日本でも早くからLGBTを受けいれてきた街だ。LGBTQ +コミュニティを受け入れ、彼らが真実を生きるスペースを確保する社会を想像しデザインされた。
また形は日本の伝統的な装飾「折型」から着想をえている。
それゆえ三角地という限られたスペースだが綺麗に収まっているのだ。
次は恵比寿東公園に作られた建築家、槇文彦の公衆トイレだ。今年で92歳を迎える建築界の巨匠だ。
しかしそのデザインは全く古臭くなく、軽やかで開放的だ。見ていて気持ちもよく多くの人から受け入られそうなデザインだ。
公衆トイレとしてだけでなく、休憩所を備えたパークパビリオンとしての公共空間として機能させたいと考えたそうだ。
よく見るとベンチがついているのだ。
まだ4つだけであるがそれでもどれも個性的でトイレのイメージを覆すものだ。
果たして残りの建築家やデザイナーはどのようなトイレをデザインするのか楽しみである。
ぜひ東京や渋谷に行った際には公衆トイレ巡りをして見るのもいいかもしれない。
参照元:https://tokyotoilet.jp/en/