次世代の公共事業?経済も回し自然や動物達を守るアニマルブリッジ【n】


次世代の公共事業?自然や動物達を守るアニマルブリッジ!?

公共事業は日本でも多く行われている工事だ。ダムや道路を作り国土を整備し、安全で強靭な国土を作り出すものだ。

また現代の公共事業には経済対策の一面も大きい。お金を回したり雇用を作りだす一面も公共事業にはある。不況の時には公共事業を増やすと言うのが定番の対策だ。


しかし公共事業は自然破壊にも繋がる側面がある。
ダムや道路は人間の生活に必要であるが河川や森林の生態系の破壊にも繋がる。もう十分作られているとしても経済の事を考え作る事をやめられない。
そして地元の人や環境保護団体などとトラブルになるのだ。

 
経済対策も必要だ、環境保護も必要だ。。両者どちらも正しい、、、
そんな公共事業の是非の解決作になるかもしれないのが、自然や動物の為の公共工事「アニマルブリッジ」だ!

動物や自然の為の公共事業

道路も公共事業の一つだ。今や日本中、世界中に針巡らせている。
郊外の道路や幹線道路、高速道路は森や山の中にも張り巡らされている。

しかし、そんな自然の中に通された道路は自然を分断する。
アメリカのある調査では、一日に100万匹もの動物が道路上で車に轢かれて命を落としていると言うのだ。

道路は動物の生息地を分断し生態系の破壊にも繋がっているのだ。その問題を改善する為に作られ始めているのが「アニマルブリッジ」だ。

その先端を行っているのが環境先進国のドイツだ。
ドイツでは高速どうを作る際に周辺に環境調査を行い、生態系を守る為に必要と研究者が判断すればアニマルブリッジが作られるのだ。

まずはこちら

ドイツ・マルデブルク近郊、コルビッツに広がる美しい森に作られた?作られている?アニマルブリッジだ。

リス、ウサギ、キツネ、シカ、オオカミなどの大型の動物も渡る事ができる。

このブリッジをコマツのCMで見た人もいるだろう。そうこの橋はコマツの建設機械たちが作っているのだ。日本にはすでに技術はあるのだ。
日本でもこのような大規模なアニマルブリッジを作って受注してあげればと思う。。

ドイツにはこの他にもすでに多くの橋が作られている。

アウトバーン(高速道路)のアニマルブリッジ




ベルギーの動物専用の橋。池まで作られている?


カナダ、バンフ国立公園にあるエコダクト。



シンガポールのエコダクト。
これだけ大きさなら橋を渡っている事にする気づかないだろう。


オランダ北ブラバント州の動物のための橋 


こちらはオーストラリアのクリスマス島のカニ専用の橋。


日本にはある?

日本でも「アニマルパスウェイ」と言う呼び名で少しではあるが作られている。代表的なものが「清里パスウェイ」だ。


海外のものと比べると橋感が強く規模はかなり小さい。まだ日本では公共事業のようになるのは遠いかもしれない。


しかしこの中をリスやヤマネなどが通って環境の保護のに役立っている。
この橋はの費用はわずか2000万円ほど、公共事業としては規模は小さいだろう。

しかしこれが公共事業としての経済効果も認識されればもっと大きなお金が動き、大きなものが作られるだろう。

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