自らひかる発光・蛍光生物たち8つ!幻想的で癒される。。【n】

幻想的で癒される‼︎自らひかる発光・蛍光生物たち8つ【nat】蛍イカ光る生き物は美しく幻想的で魅了される。自然の神秘に魅了され、時に癒される。

蛍は多くの人が知る光る生き物であるが、この世界には意外にも光る生き物は多いのだ。そんな光る生物を紹介しよう。

パプアニューギニアの蛍の木

幻想的で癒される‼︎自らひかる発光・蛍光生物たち8つ【nat】パプアニューギニアの蛍の木
光る生き物と言えば蛍であろう。

日本でも身近で初夏になれば多くの人が見に行く。
そんな身近なホタルだが、パプアニューギニアにはちょっと不思議な蛍がいる。

なんとその蛍はある特定の一本の木だけに集まり、発光するのだ。その様子は自然界のクリスマスイルミネーションだと言われている。
しかも蛍たちはバラバラに光るのではなく、まるで息を合わせたかのようにシンクロしながら光るのだ。

これは「同期現象」と呼ばれる現象で自然界によく見られる現象だという。

合わせようという意思があるわけではなく、少しづつ周りに影響を受けて次第にリズムがあってしまうのだという、人間でもこの現象は起こるのだ。
これは橋を渡る人間の歩くリズムが次第に揃ってしまい、大きな揺れになってしまった現象。
http://www.rikei-plus.com/article/13 

蛍イカ

幻想的で癒される‼︎自らひかる発光・蛍光生物たち8つ【nat】蛍イカ
日本でも見ることのできる光る生き物だ。

兵庫県や富山県で見ることができ、春の風物詩になっている。食用としても多くが捕獲されている。

蛍とはまた違う青色の光が神秘的だ。

 
毎年4〜5月の富山湾沿岸では海岸に大量のホタルイカが打ち上げられる。

ホタルイカの身投げという現象が見られる。海岸が青く光る現象は神秘的だ。 

光るクラゲ 

幻想的で癒される‼︎自らひかる発光・蛍光生物たち8つ【nat】光るクラゲ
クラゲも光る種類がいることで知られている生き物だ。
光るクラゲはいくつかいるが、大きく2つに分けることができる。

カブトクラゲ、やトガリテマリクラゲ・ウリクラなどの自身が発光するのではく光の反射で光るものと。 

発光タンパク質を持ち自ら光るものだ。

幻想的で癒される‼︎自らひかる発光・蛍光生物たち8つ【nat】光るクラゲ
オワンクラゲなどは緑色蛍光タンパク質を持ち自身が光っている。

このタンパク質を見つけたのは日本人科学者、下村脩さんだ。

遺伝子操作で光る? 

近年では遺伝子の組み換えによって光る生き物を作ることが可能になっている。
しかし生態系に与える影響や倫理的問題などが問われている。

多くは光るクラゲの遺伝子やプランクトンの遺伝子を組み込んで作られる。
綺麗ではあるので飼いたい気もするが?

蛍光メダカ 

幻想的で癒される‼︎自らひかる発光・蛍光生物たち8つ【nat】蛍光メダカ
2000年には台湾で光るメダカが作られた。
しかし日本では輸入の許可がなく、認めらていない。

当時無許可で輸入され、1匹1000~2000円で販売されていたという。日本でも許可が出たら買いたいなと思う?

ちなみにアメリカではカリフォルニア州以外で光る水生生物を飼うことができるそうだ。

光る花 

幻想的で癒される‼︎自らひかる発光・蛍光生物たち8つ【nat】光る花
食べ物の遺伝子組み換えは怖い印象があるが、食べない花なら平気だろうか?
NECが2013年に作ったのは光る花だ。

NECソフトと独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 花き研究所、国立大学法人 奈良先端科学技術大学院大、インプランタイノベーションズなどが共同でで光るトレニアの開発をした。

市場へ提供されると言うが、まだ見たことはない。

http://buzzap.jp/news/20130905-lightning-flower/

そ他にもネズミやぶたねこなど実験的に光る生き物が作られている。


次々発見される光る生き物? 

実は海の中には多くの光る生物がいると考えられている。現在見つかっている限りでも160種類もいるのだ。

サメやエイなど様々な生物が光るのだ。

多くは目くらましに利用していると考えらえている。しかしそれらの生き物の光は人間の目には見えにくい、魚同士には光って見えることで目くらましになるのだという。 

光る海ガメ

幻想的で癒される‼︎自らひかる発光・蛍光生物たち8つ【nat】光る海ガメ
光るタイマイが発見されたのだ。

ウミガメの一種タイマイではないかと言われている。発見されたのは偶然で何故光るのか?などはまだ解明されていない。

2015年に南太平洋のソロモン諸島付近で発見された。
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/093000269/

光るサンゴ

同じく2015年に発見されたのは光るサンゴだ。紅海の水深30~100メートルで虹のように輝くサンゴが発見された。

英サウサンプトン大学の海洋生物学者ヨルク・ヴィーデンマン氏が発見した。
光があまり届かない深さにあるサンゴで、共生藻の光合成を助けるためではと思われている。
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/070200167/

蛍光ゴキブリ 

幻想的で癒される‼︎自らひかる発光・蛍光生物たち8つ【nat】蛍光ゴキブリ
光る生物も決して嬉しいものばかりではないかもしれない。

Gの一種にも光る種類がいるのだ

それが南米のエクアドルに住むルキホルメティカ・ルケ(Lucihormetica luckae)。
同じ場所に毒を持つコメツキムシ科の昆虫がおり、この虫も光る。

その虫に似せることで危険だということを知らせているのだ。その昆虫を真似る(擬態)ことで自分も捕食されなれいようにしているのだ。

しかしこれで暗闇でも見つけることが可能になるかもしれない。

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エコな光?冷光 

光る生物の光りは冷光とも言われる。

人間が作り出す光は熱を伴っている。白熱電球は熱いイメージがあるし、LEDであっても熱を帯びている。

それだけエネルギーが光ではなく熱として無駄になっていると言うことだ。

しかし生物の発光は冷光と言われ、熱を持たないのだ。エネルギーを効率よく光に変えているのだ。
これを解明し再現ができれば、さらにエコな電球ができるかもしれない。
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