建築 文化

「舟屋」、海と繋がった建築。京都にある伝統的な建築【c】

京都の北、伊根湾面する与謝郡伊根町には舟屋と呼ばれる伝統的な建築物が存在する。建物と海が繋がった珍しい建築である。

小さな魚村であるが文化的にも建築的にも面白いのである。

海と一体となった生活、舟屋

海と生活が密接で一体となっている様子がわかる舟屋と呼ばれる建物がある。

http://www.uemura118.com/?p=2487  
建物の1階が海と繋がってお、海から直接船を引き上げる。船のガレージとしての役割や漁業の準備や倉庫としての役割がある。そして2階が住居となっている。

湾を舟屋が取り囲む風景は迫力もあり観光資源としても期待されている。海からすぐ建物がたつ風景は不思議である。

遊覧船もあり海の側からこの風景を眺めることができる。また舟屋の風景は重要伝統的建造物群保存地区に指定されている。

舟屋の歴史

舟屋ができたのは江戸時代の中期だと言われている。そして明治後期から大正初期にかけて現在のような舟屋群が作らえた。

この魚村も捕鯨によって栄えた。この地の独特な地形を利用し鯨を追い込み漁をしていた

観光スポットとしても注目

観光スポットとしても注目されている。おしゃれな民宿やお店も増えているのだ。またミシュラン・グリーンガイドにおいてその景観が2ツ星に選ばれたことでもまた注目されている。

民宿　与謝荘　HP

http://www.aotetsu.com/photo/021inechou/photo200801A.htm
この場所には舟屋を利用した民宿がいくつかある。そのなかでも民宿与謝荘はおしゃれで人気が高い。1階はカフェになっており、建物を上手く使い海が近いカフェになっている。

http://tabelog.com/kyoto/A2609/A260901/26014937/

道の駅　HP

http://www.bs-j.co.jp/sanpo/21.html
舟屋の里・伊根という道の駅がある。高台にたっており舟屋の全景と湾内の美しい海が一望できる。

伊根湾めぐり遊覧船　HP

http://www.inewan.com/02yuransen.html
陸からでは海に向かって建つ光景は見ることができないが、遊覧船からは見ることができる。

夏には花火とのコラボも見る事ができる

http://www.ine-kankou.jp/
夏には伊根湾に花火が打ち上げられ、花火大会も行われる。舟屋群と花火のコラボが見ることができるのである

高波とか平気なのか？

http://guide.travel.co.jp/article/16679/
しかし見ていて心配にもなる。高波や高潮などが来たら危ないのではないかと、、しかし大丈夫だという。


その理由にこの場所は深い淵になっており波が起こりにくいのだ。
また干満差も50cmと少ないのだ。

https://www.satofull.jp/town-ine-kyoto/
舟屋の伝統的な不思議な建築と文化を見に行ってはいかがだろうか？

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