公園はや街の広場にはその場所や地域を象徴するモニュメントが存在する。日本でも渋谷のハチ公やモヤイ像、上野の西郷隆盛像などがある。
待ち合わせの目印として使われるなど、多くの人に親しまれるものである。しかしその場所を初めて訪れた人たちにとってはその像は奇妙なものに見えるかもしれない。
今日はそんな世界に存在する変な像、モニュメントたちを紹介する。
ジャイアントハンド アカマタ砂漠チリ
突然、広大な砂漠の真ん中に大きな手が現れる。
その高さは11mもある。
その昔この場所にあった古代文明の名残か?
そうではなく、チリの彫刻家マリオ・イアラザバール氏によって作られた彫刻だ。南アメリカと北アメリカを結ぶパンアメリカンハイウエイ沿いにある。
観光客が多く訪れるが、落書きが問題となっている。
巨大な指 フランス パリ
屋根に突っ込むサメ イギリスオックスフォード
ニュー・ハイストリート2番地の住宅に突如現れるサメの彫刻。
正式名称は「無題1986年」
このサメの彫刻が作られたのは1986年。彫刻家のジョン・バックリーにより作られた作品だ。
原子力や、チェルノブイリの原発事故、長崎の原爆投下などに対する無力さや、怒り絶望といった感覚を表しているのだという。
当初の安全性の観点から彫刻を下ろすように市議会からの令があったが、地元民の抗議によりこの場所に設置することが許可された。
巨大な水道 スイス
巨大なフォーク ミズリー州
資本主義を食べるワニ ニューヨーク
地面?地球をも挟むクリップ。
アンドリュー・ハロウの作品。彫刻と言うよりはランドアートに近い作品かもしれない。
その奇抜で一見すると変ではあるが、その裏には意図や思想が存在するのである。その背景まで知ればまた違ったものが見えてくるであろう。
まとめ
もはやただの像ではなくアート作品と言えるものもであろう。その奇抜で一見すると変ではあるが、その裏には意図や思想が存在するのである。その背景まで知ればまた違ったものが見えてくるであろう。
スポンサーリンク
スポンサーリンク