岩が浮いている？錯覚かトリックか？まるで映画「アバター」の世界のような不思議な光
景である。
実はこれhネイチャーアクアリウムという水槽作品であるのだ。
水槽には人を惹きつける不思議な魅力と癒しが存在する。その水槽の世界をアートにまで高めたネイチャーアクアリウムの驚くべき作品を紹介しよう。
水槽の中に世界？ネイチャーアクアリウムとは？
ネイチャーアクアリウムはただの水槽ではない。その真髄は自然に学び、自然を再現することにある。
水草、岩、流木、苔、などを立体的に配置し、その中に風景を作る。ただ風景を作るのではなく、そこに住む生物達の環境も考え、水槽の中に豊かな生態系と魅力的な空間をいかにつくるかである。
その第一人者といわれているのが日本人の故 天野尚である。
自然から学び、水槽という限られた環境の中に生態系を再現し、さらにアートの域までに高めた人物である。
世界大会も開かれる
そしてその魅力を競うコンテストが毎年開催されている。それが「世界水草レイアウトコンテスト」である。今年で16回目を迎えるこの大会は天野尚が始めた大会なだ。長年、日本をはじめアジア勢が強かったが、近年ではヨーロッパなど世界にも広がっている。
2015年は69の国と地域から2545作品が応募された。世界的な大会である。
世界ランキングというものも発表されている。
HP
この水草レイアウトコンテストは日本人も強いのである。日本人の繊細な自然を捉える感性とあっているのかもしれない。
2015年グランプリタイトル：憧景 深田 崇敬（日本）
存在感のある木の根のような流木が目を惹かせる。
自然の生命力と迫力を感じる作品でる。
2010年グランプリ 森の香り パペル・バウティーン(ロシア)
ダムの中に沈んでしまった森のような作品である。時が止まり、森の香りが閉じ込められてるようだ。
地球の柱 イタリア Pasquale Buonpane
白い岩が帽子を被るように苔が覆っている。
それがまるで柱の様に見えるのである。
サボテンのような水草が造形されている。
その中に魚が泳ぐ不思議な風景が作られている。
切りたった岩の間に、一つの道ができているのだ。
その道が巡礼へと続く道であるのだろうか？
その造形的な木の形が、まるで風が吹いている様に感じさせるのである。
その透明感により、まるで魚が森や岩の中を魚が泳いでいる様な不思議な風景をつくりだしている。
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簡単ではないのはわかっているが自分でも作ってみたくなるのである。
それがまるで柱の様に見えるのである。
ワイルドウエスト クロアチア
その中に魚が泳ぐ不思議な風景が作られている。
巡礼 日本 Shintaro Matsui
その道が巡礼へと続く道であるのだろうか？
淡い風 日本 akayuki Fukada
松のささやき トルコ、イスタンブール Serkan Cetinko
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簡単ではないのはわかっているが自分でも作ってみたくなるのである。
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