塩の洞窟があることを知っているであろうか?日本は島国で海に囲まれているため塩の調達は海水からが主である。しかし海が近くにない大陸では岩塩や塩湖などからの採取が主である。
その岩塩を掘る坑道が存在するのである。そして坑道は絶景の存在する場所でもあるのだ。
その岩塩を掘る坑道が存在するのである。そして坑道は絶景の存在する場所でもあるのだ。
シルビナイト鉱山
しかし岩塩の鉱山があるとことはあまり知られておらず、また美しい絶景があることはもっと知られていない。
この鉱山はロシア西部のベレズニキに存在する、シルビナイトの鉱山である。シルビナイトは岩塩とカリウム塩の混合物で鮮やかな色で知られている。
岩塩の混合物はオーストラリアと南極大陸を除く全ての大陸で発見されている。その場所は元々は海で、陸地になった際に海が取り残された場所である。
19世紀、シルビナイトに含まれるカリウムは肥料として重宝された。そのため塩の目的だけでなく多くの鉱山が掘られた。
白い洞窟は不思議な感覚になる洞窟だ。 白い大聖堂と言われる壮大な空間を作っている。
洞窟とは思えない色と模様である。
喘息が治る自然の不思議な力
普通、鉱山などは環境のよい労働環境ではない。喘息など、呼吸器の病気になりやすいイメージがある。しかし「岩塩の鉱山では働く人は喘息にも結核にもならない」ことが報告されたのだ。
ウクライナのSolotvyno岩塩坑のトンネル
その事が発見され、ウクライナでは岩塩の鉱山を再利用し、喘息の為の病院が鉱山内に作られている。
なぜ岩塩が喘息に効くのか?科学的には解明されていなが、岩塩の洞窟に入った初日から喘息が収まるというケースもあるという。
なぜ岩塩が喘息に効くのか?科学的には解明されていなが、岩塩の洞窟に入った初日から喘息が収まるというケースもあるという。
まとめ
この鉱山の風景は半分は自然が、半分は人間が作りだした風景である。意図せず絶景を作りだしてしまったいう面白さもこの鉱山にはあるだろう。
また近年はパワースポットに行くことも流行りである。岩塩の鉱山はその絶景も素晴らしいが、自然のパワーも得ることができる場所であるのだ。
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