電気を送る為の鉄塔は、機能と構造のみを考えられた無機質なものである。風景に溶け込まず、時には風景を壊すものにもなる。
そんな鉄塔に少しのデザインの要素を加えることにより、アート作品になるのかもしれない。
ドイツの学生による日常へのインスタレーション
このアイディアを考えたのはドイツの芸術の学校に通う学生である。そこに通う3人の学生は都市へのインスタレーションとして無機質な鉄塔を色鮮やかなものに変えた。
鉄塔は鉄の構造体で作られている。
その構造のスキマに色ガラスを埋め込んだのである。
鉄塔は鉄の構造体で作られている。
その構造のスキマに色ガラスを埋め込んだのである。
素材は安全性に配慮して伝統的なステンドガラスではなく、フレキシブルガラスを使っている。
風景や周りの環境に溶け込んでいるのかは正直微妙であるが、目を引き楽しませてくれるものにはなった。
外から見るだけでなく、鉄塔の下にも潜り上を覗いて見たり様々な角度から見たくなる。
外から見るだけでなく、鉄塔の下にも潜り上を覗いて見たり様々な角度から見たくなる。
突然、のどかな山の中にステンドグラスの鉄塔が現れる姿は異様とも言えるが、エンターテイメントのアート作品として楽しませてくれるだろう。
その様子を見て、新潟、十日町の「大地の芸術際」を思いだいしたのである
近年日本の地方の各地でアートによる町おこしが盛んである。それと似たものであるのだろう。
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