井の頭公園の散り始めた桜が美しい。空からの桜の絶景4枚【Nature】



東京の吉祥寺にある「井の頭公園」は春にはその桜で有名である。桜はその満開に咲く姿も美しいのだが、散りゆく姿もまた美しいのである。
ここ吉祥寺の井の頭公園の桜は散りながら湖面をピンク色と染めていく。その様子を上空からとった写真が美しいのである。


ドローンで上空から撮影

この写真家をとったのは外国人写真家のダニーロである。彼はドローンを使い上空から美しい桜の写真をとった。
桜は外国人もまた魅了する。そして日本人が普段は見ない視点から桜の美しさを伝えてくれる。


日本の美「桜」


今や日本の美の象徴的な存在となているのが桜である。それは「花見」という文化になり根付いている。その始まりは奈良時代の貴族が大陸から持ち込まれた梅を観賞したのが始まりだと言われている。


そして平安時代になり桜へと変わっていったのだ。庶民にひろまったのは江戸時代であると言われている。そのとき桜の品種改良も盛に行われ、明治初期に今の花見の大部分を占める「ソメイヨシノ」が作られた。
日本のソメイヨシノは全てがクローンなのだ。なので同じ場所では同時に満開の花を咲かせ、絶景をつくりだす。

散りゆく儚さ

生物系の勉強をそたとき「散らない桜をつくる」と公言していた友人がいたことを思い出した。しかし僕はそれに反対であった。桜の美しさはその散りゆく儚さも美しいのである。散らない桜は人々を魅了することはないだろう。

儚さもまた日本の心なのである。またの美しさに外人が気づいてくれたことは嬉しいのだ。

参照元
http://m.yourshot.nationalgeographic.com/profile/61883/?ys_referrer=http%3A%2F%2Fwww.thisiscolossal.com%2F#/photos/
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