建築現場の足場の様な美しい格子。その正体は?【arc】



綺麗な細い線の格子に目を惹かれてた。建築の足場のようである。
空に線が交差する様子は美しいが、この正体は一体なにか?


 この正体はある外国のコンペに出されたプロジェクトのようだ。残念ながら2位で実現はしていないようだ。

企画したのは建築家のギョーム・マザーズ。
ロシアの前衛的なデザイナーで建築家であった、エル・リシツキーの為の記念碑的なオブジェ?建築?をつくるとうプロジェクトのようだ。
エル・リシツキーWiki

エル・リシツキーの建つことがなかった、幻の建築「水平摩天楼」を再現するための格子なのだ。
足場を組みその中にLEDのライトを付けるのだ。


その建築を物理的に復元するのではなく、感覚によって建築を知覚させるということである。
海外では幽霊のようとも言われている。


 水平摩天楼



単純に青空に線が交差する風景は美しいと思った。だが、建築の本質、空間の本質とはどこにあるのだろうか?足場のような格子で囲まれた場所は?空間になるのか?建築になるのか?

ということも考えさせられた。

参照元
http://gizmodo.com/a-ghostly-memorial-to-lost-architecture-recreates-it-in-1520023682
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