新国立競技場設計!隈研吾の山口県で見ることのできる建築【ar】

新国立競技場のコンペに勝ち設計者に決まった隈研吾。彼の設計した建築が山口県にも存在するのである。

彼がどんな建築を作るのか?新国立競技場が建つ前に見にいき、体感してもらいたい。



山口県にある隈研吾の建築


隈研吾とは?
1954年生まれ、神奈川県出身。
子供の頃に東京オリンピックの建築を見たことがきっかけで建築家を目指す。
東京大学大学院を卒業後、日本設計、戸田建設、コロンビア大学建築・都市計画科客員研究員をえて1990年に「隈研吾隈研吾建築都市設計事務所」を設立した。

現在は東京大学工学部建築学科の教授。日本建築学会賞や村野藤吾賞など数々の賞をとっている。代表作にスターバックス太宰府天満宮店、歌舞伎座(東京・銀座)、浅草文化観光センターなどがある。


そんな隈研吾の設計した建築が山口県にもあるので紹介しよう!

海/フィルター

所在地:山陽小野田市 用途:カフェ、飲食店
http://kkaa.co.jp/works/architecture/sea-filtert/
山口県、山陽小野田市の354号線沿いにその建築はある。
キララビーチ焼野海岸の側に建つ。綺麗な浜辺と夕日を望む事ができる場所だ。

レストランとカフェの2店舗が入ったお店だ。現在はソル・ポニエンテというスペインレストランが入っている。

https://www.google.co.jp/search?

中央のエントランスに立つと海を見通せる。 壁は多孔レンガを使い海風や景色を完全に遮断しないようになっている。

建築が海と陸を遮断することなく、「繋ぐ」とことを意識しているのだろうか。

焼野海岸の夕日

壁ではなく、建築ではなく、フィルター。

フィルターは遮断するのではなく透過させる。
この建築が海を遮断するのでなく、この建築を通すことで更に魅力的になればと、そんな思いが込められているように感じる。


下関市川棚温泉交流センター 川棚の杜

この建築は私も知らなかった。川棚温泉に行こうと道路を走っている時であった、ふと奇抜な建築が目に入った。
「隈研吾ぽいなーと」思いながら通りすぎた。 あとから調べてみると隈研吾の作品であった。

所在地:〒759-6301 山口県下関市豊浦町川棚5180
用途:交流施設
http://ameblo.jp/kawatananomori/
下関の川棚温泉近くにある交流施設である。
人々の繋がりを作ること。多彩な観光情報や交流イベントなどを発信している

音楽や芸能等を楽しめる大交流室、地域の暮らしや文化を知れる民俗館資料館、カフェなどが併設された小交流室、情報交流カウンターなどがある。




http://ameblo.jp/kawatananomori/
多面体で構成された建築だ。
隈研吾建築の特徴がパターンの連続による構成であるが、この建築もそのようになっている。

外部環境の変化を室内まで取り込み、周辺の山々に溶けこむフォルムになっているのだ。


安養寺木造阿弥陀如来坐像 収蔵施設 

所在地:山口県下関市豊浦町大字厚母郷541
用途:蔵

http://kkaa.co.jp/works/architecture/adobe-repository-for-buddha-statue/
12世紀の木造阿弥陀如来の為の収蔵施設。地元に古くから伝わる日干しレンガの工法を再現した。
こちらも隈研吾らしく地元にある素材を使っている。建築の地産池消を実現した建物となっている。



ぜひ新国立競技場を設計した日本を代表する建築家の作品を、体感しに行ってみてはどうだろうか?
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