日本で同性婚はいつ実現するのか?【t】

※72年間事実婚関係にあり91歳と90歳で結婚式を挙げるアメリカ人女性カップル。
2015年6月26日、アメリカ全州で同性婚法案が可決された。
世界で同性婚が認められている国は以下の通り。

オランダ、ベルギー、スペイン、ノルウェー、スウェーデン、ポルトガル、アイスランド、デンマーク、フランス、南アフリカ、アルゼンチン、
カナダ、ニュージーランド、ウルグアイ、イギリス、ブラジル、米国、メキシコ、ルクセンブルク、アイルランド、グリーンランド、エストニア、フィンランド。

アジアではタイ、ベトナム、台湾で国会審議中だが、まだ認められている国は無い。




国内では2015年3月31日、渋谷区でパートナーシップ条例(渋谷区男女平等及び多様性を尊重する社会を推進する条例)が成立した。世田谷区、横浜市、宝塚市などでも同様の動きがある。

日本のパートナーシップ条例は、海外のパートナーシップ契約とは違い、法的な効力は無い。アパートの契約時や病院の面会時に証明書を見せることで夫婦同様の扱いを受けられる。

※レインボーなめこ

では、法的にも認められる同性婚が日本で成立するのはいつ頃になるのか?
20年以内、と考える。 

EMA日本では、東京オリンピックが開催される2020年までに同性結婚法案を成立させることを目標に、各政党、衆議院・参議院の国会議員に働きかけを行っている。

現段階では、自民党および次世代の党は賛成できない状況。5年以内は難しいだろう。

米国会社ピューリサーチが39か国3万8000人に「同性愛を社会は受け入れるべきかどうか」の調査を行ったところ、「同性愛を支持する」と回答した割合は、18〜29歳は83%、30〜49歳は71%、50歳以上では39%。


若年層ほど偏見が無い。

元参議院議員の尾辻かな子氏や豊島区議の石川大我氏、中野区議の石坂わたる氏など同性愛者であることを公言している政治家も出始めている。

キリスト教では同性愛を認めていないが、カトリックのアイルランドは国民投票で同性婚が成立しているし、日本には宗教による縛りがない。

以上のことをふまえて、ざっくり20年。




法的には、憲法第24条1項に「婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し」とあり、同性婚は禁止されているように受け取られるが、

憲法第14条1項「法の下の平等」、第24条2項「個人の尊厳」、第13条「幸福追求権」、第14条1項「性別に基づく差別の禁止」に則って考えれば、同性婚を認めないことは憲法の理念に反するとも言える。


ただ、法制度が整っても、同性婚をカミングアウトして受け入れられる土壌がないことも問題である。


おすすめ映画

「ウーマン・ラブ・ウーマン」
3話のオムニバス。
1話目は長年連れ添った恋人を突然事故で亡くし、親族との遺産相続問題に巻き込まれる老女の話。

恋人が亡くなった後の二人の思い出が詰まった部屋に、関係なく暮らしてきた親族が土足でずかずか踏み込んでくる場面がやりきれない。
3話目はシャローン・ストーン主演。


「ミルク」
アメリカ合衆国の政治家、ゲイの権利活動家ハーヴェイ・ミルクを描いた作品。
監督ガス・ヴァン・サント
脚本・主演ショーン・ペン

Bridge-ゲイ 出会い アプリ チャット
Bridge-ゲイ 出会い アプリ チャット
開発元:xxx Inc.
無料
posted with アプリーチ

スポンサーリンク

スポンサーリンク